SQL 第2版 ゼロからはじめるデータベース操作を読んだので備忘録として残します。
- 第0章 イントロダクション
- 第1章 データベースとSQL
- 第2章 検索の基本
- 第3章 集約と並び替え
- 集約関数
- 第4章 データの操作
- 第5章 複雑な問い合わせ
- 第6章 関数、述語、CASE式
- 第7章 集合演算
- 第8章 SQLで高度な処理を行う
- Grouping演算子
- 作者:ミック
- 発売日: 2016/07/11
- メディア: Kindle版
第0章 イントロダクション
- Postgresqlのインストール
https://www.postgresql.org/download/macosx/
第1章 データベースとSQL
- SQLはその目的によってDDL、DML、DCLに分類できる。
DDL ( データ定義言語 )
データベースを作成したり削除したりする
CREATE: データベースやテーブルを作成する
DROP: データベースやテーブルを削除する
ALTER: データベースやテーブルの構成を変更する
DML ( データ操作言語 )
テーブルの行を変更したり検索したりする。
SELECT: テーブルから行を検索する
INSERT: テーブルに新規行を追加する
UPDATE: テーブルの行を更新する
DELETE: テーブルの行を削除する
DCL ( データ制御言語 )
データベースに行った変更を確定したり取り消したりする。データベースを使用するユーザーの権限を管理する。
COMMIT: データベースに対して行った変更を確定する
ROLLBACK: データベースに対して行った変更を取り消す
GRANT: ユーザーに操作の権限を与える
REVOKE: ユーザーに操作の権限を奪う
- ISO) が定めた標準規格に準拠したSQLを標準SQLという。
- 文字列と日付の定数はシングルクォーテーションで囲む。
データ型の指定
- INTEGER型 整数
- CHAR型 固定長文字列の文字列
- VARCHAR型 可変長文字列
- DATA型 日付
第2章 検索の基本
- WHEREで等しくない条件で検索する時は
!=
ではなく<>
を使う - 複数の検索条件を組み合わせる時は
AND
とOR
を使う - NULLを検索条件を含める時は
IS NULL
、含めない時はNOT NULL
を使う。
第3章 集約と並び替え
GROUP BYはテーブルをカットするために使う。
集約関数
- COUNT: テーブルのレコード数を数える
- SUM: テーブルの数値列のデータを合計する
- AVG: テーブルの数値列のデータを平均する
- MAX: テーブルの任意の列のデータの最大値を求める
- MIN: テーブルの任意の列のデータの最小値を求める
- 重複値を除外したい時はDISTINCTを使う
- WHERE句 = 行に対する条件指定、 HAVING句 = グループに対する条件指定
- ORDER BY句では、SELECT句でつけた別名を利用できる
第4章 データの操作
UPDATE文
UPDATE <テーブル名> SET <列名>= <式> WHERE <条件>
- トランザクションとは データベースに対する1つ以上の更新をまとめて呼ぶ時の名称
- トランザクションの開始
-- PostgresSQL, SQL Serverの場合 BEGIN TRANSACTION -- My SQL の場合 START TRANSACTION
ACID特性
http://e-words.jp/w/ACID特性.html
第5章 複雑な問い合わせ
- VIEW(ビュー)とはSELECT文の実行結果に名前を付けて、TABLEと同じようにアクセスできるもの
- サブクエリとは使い捨てのVIEWのこと
- スカラサブクエリとは戻り値が単一になるサブクエリのこと
- 相関サブクエリを使うと小分けしたグループ内で比較できる。
https://qiita.com/aki3061/items/736abd6ea883ba647586
第6章 関数、述語、CASE式
関数の種類
- 算術関数: 数値の計算を行うための関数
- 文字列関数: 文字列を操作するための関数
- 日付関数: 日付を操作するための関数
- 変換関数: データ型や値を変換するための関数
- 集約関数: データの集計を行うための関数
いろいろある https://www.postgresql.org/docs/12/functions.html
述語
- LIKE: 文字列部分一致検索
- BETWEEN: 範囲検索
- IS NULL、IS NOT NULL: NULLかどうかの判定
- IN: ORの便利な省略形
第7章 集合演算
- 集合演算とは、レコードを足したり引いたりすること
- 集合演算を行うにはUNION(和)、INTERESCT(交差)、EXCEPT(差)などの集合演算子を使う。
- 集合演算子は重複を排除するが、残すにはALLオプションをつける
- UNIONなどの演算子によって行を増やすことができるが、列を増やすことが出来ない。列を増やすにはJOINという演算子を使う。
- 内部結合と外部結合
https://qiita.com/naoki_mochizuki/items/3fda1ad6594c11d7b43c
- LEFTを使うと左のテーブルをマスタとし、RIGHTを使うと右のテーブルをマスタにする。
- 3つ以上のテーブルを内部結合する時はINNER JOIN句を使う
第8章 SQLで高度な処理を行う
ウィンドウ関数(OLAP関数)
利用方法 memo
- 集約関数(SUM、AVG、COUNT、MAX、MIN)をウィンドウ関数として使う.
- RANK、DENSE_RANK、ROW_NUMBERなどのウィンドウ専用関数を使う。
- ORDER BYの後ろに範囲指定のキーワードを使用すると集計範囲(フレーム)を指定できる。
ex) PRECEDING、FOLLOWING
Grouping演算子
- ROLLUP
- CUBE
- GROUPING SETS
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